
ポーズを何種類覚えるかより、カメラと二人の距離をどう取るかのほうが、仕上がりへの影響がずっと大きいです。同じポーズでも、距離が変わると別の写真になります。
| カメラとの距離 | 写る範囲 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 1.5m前後 | 上半身 | 表情を残したいとき。ドレスのディテール |
| 3m前後 | 全身 | ドレスのシルエット。定番の1枚 |
| 5m以上 | 背景が主役 | 海、空、スタジオの全景と一緒に |
迷ったら、この3つの距離で同じポーズを1枚ずつ撮ってください。あとで見返したとき、選択肢があるほうが満足度が高くなります。三脚の位置を動かすのは10秒で済みます。
屋内は光が安定しているので、失敗が少ない場所です。ここで基本の型を撮ってから、外に出るのがおすすめです。
二人がカメラに対して横向きに立ち、顔を近づけます。目線はカメラに向けません。お互いを見るか、目を閉じます。
セルフ撮影で最も成功率が高い型です。カメラを意識しなくていいので、表情がかたくなりません。
正面を向いて並び、内側の手をつなぎます。肩が触れる程度まで近づいてください。離れて立つと、写真では実際よりさらに離れて見えます。
このとき、つないだ手を少し前に出すと、指輪が写ります。
新婦が前、新郎が後ろに立ち、肩や腰に手を回します。身長差が20cm以上ある二人に向いています。
新婦は少し斜めに立つと、ドレスのラインがきれいに出ます。
新婦が床に座り、ドレスを360度に広げます。新郎はその横に片膝をつくか、立ったまま見下ろします。
この型はカメラを高い位置に置くほど効果が出ます。三脚を一番高くして、少し見下ろす角度にしてください。
ポーズを決めず、会話しながら連写します。この型がいちばん「その人らしい」写真になります。
コツは、撮影を始める前に「何かおもしろい話をしよう」と決めておくことです。無言で笑おうとしても、うまくいきません。
海では、風とドレスの扱いが加わります。屋内とは考え方が変わります。
カメラに背を向けて、ゆっくり歩きます。タイマーの連写で、歩いている途中を何枚も押さえます。後ろ姿は、表情を作らなくていいぶん、自然に写ります。
新婦が裾を持ち上げ、新郎が手を引きます。裾を濡らしたくない場合は、必ず持ち上げてください。海水がつくと、その日はもう乾きません。
横向きに立ち、風上に背を向けます。ベールや裾が流れる瞬間を連写で狙います。
沖縄の海風は思ったより強いです。髪が顔にかかるので、風下側に顔を向けるのがコツです。
カメラを5m以上離し、二人は画面の下のほうに小さく立ちます。空と海が主役の1枚です。
顔がはっきり写らないぶん、緊張していても大丈夫な型です。
砂浜に並んで座り、海のほうを見ます。カメラは横か後ろから。
砂がつくのが気になる場合は、タオルやレジャーシートを敷いてください。
並んで立つ写真で「なんとなく合わない」と感じるとき、原因はほぼ身長差です。3つの方法で調整できます。
逆に、身長差を活かす型もあります。後ろから抱きしめる型、見下ろして見つめ合う型は、差が大きいほど絵になります。
琉装は沖縄の伝統的な衣装で、ドレスとは合う構図が違います。
※3時間未満のコースでは、ドレスとタキシードのみです。琉装を着るには3時間コース以上を選んでください。
やってみたけれど写真にならなかった、という声が多いものです。避けたほうが無難です。
| やりがちな型 | なぜ難しいか |
|---|---|
| ジャンプ | タイマーとタイミングが合いません。連写でも成功率が低いです |
| キスシーン | 横から撮ると顔が重なって、二人とも見えなくなります。斜め前から撮ってください |
| 両手を大きく広げる | ドレスのラインが隠れます。片手だけにすると解決します |
| 変顔・崩した表情 | あとで見返すと、選ばないことが多いです。最後の数枚で撮るくらいがちょうどよいです |
セルフ撮影でいちばん差が出るのは、ポーズではなくタイマーの使い方です。
セルフタイマーを1枚撮影にすると、シャッターが切れた瞬間に目を閉じていた、という事故が起きます。タイマー+連写にすれば、10秒で5〜10枚撮れます。そのうち1枚は必ず使えます。
スマートフォンの場合も、タイマーを設定してからシャッターを長押しすると連写になる機種が多いです。
シャッターを押してから戻る、位置を決める、表情を作る。この3つを10秒でやるのは、慣れるまで難しいです。
最初の3回は、練習だと思ってください。4回目から急にうまくいきます。
一眼レフの場合、誰もいない場所にピントが合ってしまうことがあります。先に片方が立ってピントを合わせ、それから二人で入ると失敗しません。
※一眼レフカメラが付くのは3時間コース以上です。120分以下のコースでは、スマートフォンまたはお持ちのカメラで撮影します。
顔を認識して自動で追いかけるタイプのドローンを使う場合、地上の撮影とは考え方が変わります。
※ビーチでのドローン撮影は120分以上のコースが対象です。5時間コースでは追加料金なしで使えます。
ポーズを覚えても、時間配分を間違えると撮り切れません。実際に多い流れを書いておきます。
| 時間 | やること |
|---|---|
| 最初の20分 | 着替え。ここは必ず先に引いておく |
| 次の10分 | スタジオでテスト撮影。距離とタイマーに慣れる |
| 中盤 | スタジオで基本の5型。1型あたり3〜5分 |
| 後半 | ビーチへ移動。5型を撮る |
| 最後の10分 | 濡れてもいい型(波打ち際)。片付け |
「濡れる型を最後にする」のが、当日の満足度をいちばん左右します。先に濡らしてしまうと、そのあとの撮影がすべて濡れた状態になります。
いいえ。3つ覚えていれば十分です。この記事の型を全部やろうとすると時間が足りません。「向かい合う」「手をつなぐ」「歩く」の3つで、写真は成立します。
大丈夫です。むしろ、慣れていない方のほうが自然な表情が残ることが多いです。最初の10分をテスト撮影に使えば、そこから先は楽になります。
スマートフォンにこの記事を開いたまま持ち込んでいただいて構いません。スタジオは貸切なので、確認しながら進められます。
目線をカメラから外す型を選んでください。この記事の「向かい合って額を寄せる」「海に向かって歩く」「空を大きく入れる」は、いずれもカメラを見ません。カメラを見ない型だけで、1回の撮影は成立します。
セルフ撮影のポーズで大事なのは、種類の多さではありません。
カメラマンがいない撮影は、うまく撮れるか不安になるものです。ただ、誰にも見られていないぶん、二人にしか出ない表情が残ります。それがセルフ撮影のいちばんの価値です。
沖縄・恩納村で、海まで徒歩0分。
データ代も衣装代も込みで、平日60分2,980円から(アンケートご協力の場合。通常9,800円)。
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